概要
コンクール名称
室内楽コンクールOSAKA
主催
室内楽コンクールOSAKA実行委員会/『クレモナ』モダンタンゴ・ラボラトリ
共催
CREMONALABO株式会社
助成
大阪NPOセンター
開催の動機
▽若手演奏家の厳しい現状を目の当たりにして
毎年たくさんの音楽系大学から若手の音楽家が卒業していきますが、そのほぼ8割はフリーランスの演奏家となります。クラシック音楽の仕事自体が減っている中で、中堅層(35 歳~ 50 歳くらいの演奏家)が、昔は先輩から後輩に回していたようなオーケストラや吹奏楽のエキストラの仕事や、演奏講師などの仕事にしがみついており、「自分で集客する」「宣伝する」「営業する」ことは誰からも教えてもらえず、なんのアクションもできないまま、近年では 30 歳になるまでに多くが演奏家の道を諦めてしまうという現状になっています。
さらにコロナ禍が拍車をかけ、若手演奏家にとっては非常に厳しい状況となっています。
▽クラシックの顧客層の高齢化
またクラシック音楽の愛好家も高齢化が進んでおり、演奏会への動員数も減少傾向にあります。
憧れの就職先であるオーケストラでさえも補助金頼みの運営となっており、経営はたいへん厳しい
状況にあります。
▽必要なのは新しい才能へのチャンスと、新しい顧客との出会いの場
一部の非常に優秀な音楽家が市場を占有し、顧客層が減少している現状を鑑みると、これからのクラシック音楽業界の存続のためには、さらに多くの若手へのチャンスと、新たなファンの獲得が必須となっています。
特に関西は、関東と比較すると、商圏が狭くチャンスが少ないため、この【室内楽コンクール OSAKA】を開催することで、関西から若い力で、未来のクラシック業界にアクションするきっかけを作りたいと考えました。
開催趣旨
優秀な若い才能の発掘と人材育成を目的とし、大阪で国際規模のコンクールを開催し、新しいクラシック音楽の発信と共に、世界に羽ばたく演奏家を支援することを目的とする。
開催スケジュール
出場者応募期間
2022年8 月 1 日(月)~ 10 月 28 日(金)23時59分受付締切。
予備動画審査
2022年11 月 1 日(火)~ 11 月 25 日(金)
聴衆による公開動画審査と実行委員会による審査を併せて行います。
▼不特定多数の聴衆審査
YouTubeチャンネル「室内楽コンクールOSAKA」にて、エントリーいただいた動画を公開します。こちらへの「高評価」1つにつき1ポイントを加算していきます。
▼実行委員会による審査
演奏技術/演奏内容/MC内容を含めたステージワーク/総合的な印象を各100点満点で、複数の専門家により審査します。
予選結果発表
2022年11月27日(日)
得点数の多かった上位3~5組の団体に本選へ出場していただきます。
全ての団体に結果通知をメールでお送りいたします。
ファイナル
2023 年 4 月 2 日(日)13 時開演予定
ファイナル実施場所:ザ・シンフォニーホール
▼30分のステージ審査です。
▼ご出場頂いたすべての団体に10万円をお渡しいたします。
▼聴衆審査員(ご鑑賞いただくお客さま全て/1票5ポイント)と限定公開配信によるオンライン審査員(有料/1票1ポイント)の得点数を総合計して順位を決定します。
▼1位の団体には演奏会開催のアシスト等特典を授与いたします。
ご鑑賞チケット(投票権つき)の発売期間
2022年11月1日(火)~2023年3月31日(金)